豚に言葉は通じない、だけど気持ちは伝わるんです。
おいしさの秘密って?
あたりまえをあたりまえに
実際私たちが行っている仕事は、他の畜産会社でも行っていることです。
豚を健康に育て、出荷する、何も変わりありません。では、何がおいしいわけなのでしょうか?
豚を健康に育てるには、豚を愛情もって育てることが大切です。愛情を持てば、豚の気持ちも少しずつ分かるようになります。例えば、夏の暑い日には「ああ、暑そうだな。窓を開けて風をいれてあげようか。そうすれば快適だろう。」という具合です。そんな風に考えるようになると日々の仕事も変わってきます。あたりまえの作業がいかに大事かを感じながら仕事をすることができます。そうなると手抜きができません。当たりまえの仕事をあたりまえに一生懸命やる。そういう努力があたりまえに行われている環境になるのです。
日々の努力が、金星の味を創る。
そうした『あたりまえの』努力がきちんとされている豚舎では、
豚もやはり気持ち良さそうにしています。
私たちの努力を感じてくれています。
そして、その豚の肉はそうでない肉と比べて肉質が格段に良くなります。
金星佐賀豚のおいしさのわけ。それはこのような日々の努力が作り上げたおいしさと言えるでしょう。
金星佐賀豚のおいしさの秘密はなんですか?」
実際に金星佐賀豚を食べていただいたお客様からこのようなお問い合わせをいただきます。そんなとき、私たちは決まってこう答えます。「秘密なんて特にありませんよ。」と。 この言葉は、別に謙遜でも秘密主義でもありません。何も特別なことをしていないからそう答えるのです。そして続いてこう答えます。「あたりまえのことをしているだけですよ。」と。